終電間際で，JR京都駅のホームに差し掛かったころ、急に電車が警笛を挙げて停車．
私の座っていた車両はホームに差し掛かっていたのですが，急に駅員が走ってきたと思うと，次は警察、次に消防局、人が次々に現れ、車体の下を覗いています． いくつか生々しいかけ声も聞こえました．
「意識なし」
「足飛んでる」
「足は一緒に運べ」
過半数の車両は駅のホームに入っているというのに，乗客は一切下車させてくれません．電源を止めてパンタグラフをおろす必要があるため、車両の電源は落とされました．
その人が存命のまま救出されたのかは分かりませんが、その後消防の人が１０人掛かりでビニールシートを持って何かを囲い、周りから目隠ししています．
５０分ほど電車に閉じ込められ，間が悪くその日に限って携帯を家に忘れていたので，家族にも連絡できません．
写真は、電車内からとりあえずPhotoBoothで撮影したもの．窓越で写りは悪いです．
乗り換え電車の終電まで時間がなかったので，この日は本気で，京都駅で泊まることを覚悟しました．
