電子書籍版 PC Magazineに次期Windowsに関する記事があったため,紹介します.
・Windows8 は軽量な"コア"となる. (Windows 8 could be a lightweight core.)
・それ以外の機能はVM上で動かす(Everything else could be virtual.)
・現在でもEUではそうだが,プリインストールブラウザにIE以外を選択できる.そのために,WindowsのコアとなるコンポーネントからIEを切り出す.
1つめと2つめについては正しく日本語に翻訳する自信がなかったのでそのまま引用しましたが,説明によると,OSのトップにはVMが稼働し,ブラウザやファイル,その他アプリやドライバは,VM上のsandbox(簡単にリセットでき,互いに干渉しないようなもの)で動くというもの.
これにより,OSが不用意な干渉を受けたり,VMだけ落とすことが可能になるとのこと.
ユーザはどのようなバージョンのVMが稼働しているかを意識する必要はなく,"What"s running"ウィンドウから必要に応じて"Pause"や"Stop","Shutdown"を選ぶことができます.
仮想化されたアプリケーションやハードウェアは,ローカルにアクセスするためのxmlファイルを持ち,そこに,このアプリはどのローカルファイルおよびハードウェアにアクセスするかを記述します.
AzureやHyper-Vで培った技術を持ってくるイメージなのでしょうか.
余談ですが,数年前大学で,車載コンピュータ上の数十個のコンピュータを,Xenを使って仮想化し1つにする研究が行われていました. が,課題も多くあくまで研究段階という感じがしました.