ITILは、ITサービスマネジメントをうまく回すためのノウハウ集。
経済学で言うところの『もしドラ』のITサービス版のようなものだと思っています。
内容は汎用性が高いですが、逆に言うと具体性が低く、例えば下記のような雲をつかむような話が続きます。
・サービスのプロバイダは、process,products,people,partnerの4つに対してバランスよく力配分すべし。
・アウトソーシングは、サービスレベルと密接に関係する。
・サービスデスクは、一元的に苦情を受け付け、それを「イベント」「リクエスト」「インシデント」に分類すべし。
今回は、ITILに関する一番低レベルの試験 - Foundation - を受けてきました。エントリレベルとあって一日の勉強でとれるものですが、電気通信主任技術者の法規科目とおなじで、『のんとなくこの文章が出てきたらこれ』みたいな、暗記で行くのが愚かで手っ取り早い攻略法に思います。