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「文章表現の技法」

という本を読みました.

一部要点を引用すると,
・主語と述語を明確に.
・文を短めに書く.
・重文,複文は意味をはっきりさせる.
・主語と述語を対応させる.

当たり前のようですが,意識して書かないとなかなか守れません.


国語の授業は半ば暗記科目だと思ってきましたが,今それを後悔しています.
フォーマルな文書になればなるほど,普段しゃべり言葉では曖昧になっていた日本語に,正しさが求められます.

話は変わりますが,とある留学生の方から,「この文章を英語から日本語に訳してほしい」と言われたとき,一瞬答えに詰まりました.日本語を学ぶ学生のための例文なので,意味はものすごく簡単なのですが,文中に出てくる一部の動詞の日本語版が存在しないのと,そのために日本語訳の際に文章構成が一部かわる点について,なぜこのように変わるのかを説明するのに苦労しました.

フォーマルな文書を書くときも,「ら抜き言葉」や曖昧な表現が頭に浮かび,固い文章を書こうとすると,誤解を招くような不適切な言葉を使ってしまったりします.

そういえば昔,日本語検定4級を取り,次に受けた日本語検定3級に落ちた記憶があります.また別の留学生の方も,日本語は難しいとおっしゃっていました.

英語を勉強する前に日本語を勉強しないといけないかもしれません...

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2011年01月31日 01:00に投稿されたエントリーのページです。

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