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立命館小学校 スーパーサイエンスキッズ

特定非営利活動法人スーパーサイエンスキッズは,小学生を対象としたワークショップを開催しています.その一環として,京都の立命館小学校で開催されたSqueak Workshopに見学・ヘルプメンバとして参加してきました.

ワークショップの詳細は下記サイトを参照してください.
http://www.supersciencekids.com/workshop.html

まず驚いたのは,学校の設備. 門には電子ロック,監視カメラおよび警備員詰所.
施設内はバリアフリー設計で,エレベータと無線LANを完備しています.
そして本ワークショップは,大学で情報系を教える教授が講師を担当されます.

もちろん,児童も賢い子供たちばかりでした.今回は以下のような「Squeak eToys」というアラン・ケイ博士開発のタイルプログラミング環境を使用しましたが,一般的な「if文」や「オブジェクト指向」という概念を物の数分で理解しています.
また,ゆき詰まっている児童も,個別に具体的にアドバイスを与えると,それをすぐに我が物とし,自分のオリジナル作品にそのノウハウを反映します.


児童は,全く私語をせずまじめに先生の話を聞きます.
また,プログラム開発においてよくある「試行錯誤」を経験します.
我々ヘルプスタッフに助けを求めることもありますが,自力で試行錯誤の上達成することもあります.
またキーボード操作も早く,簡単な英語は理解しているようです.

教室の後ろで観察されている保護者の方々も,黙々と難しそうな本や英字新聞を読んでいらっしゃりました.実際,保護者の方々の教育方針がとても厳しいと伺っています.

自分が小学生の頃はこんなにまじめに勉強したことはありませんでしたし,小学生の頃の自分がこの内容を一発で理解できるとは思えません. 生まれたときから家にパソコンがあった現代の児童たちに,驚異的なまでの可能性を感じます.

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2011年02月20日 19:30に投稿されたエントリーのページです。

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