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WindowsServer2012移行ツールを使う

WindowsXPが2014年4月に、WindowsServer2003が2015年7月にサポート終了になるのは、対象OSを使っている方は耳にすると思います。

我が家では、WindowsXPは現用ではないため何とでもなりますが、WindowsServer2003はDreamSparkライセンスの物をファイルサーバに使っているため、後継の選択肢の一つとして2012への移行を試してみました。

インターフェースは8と同じモダンインタフェース。タッチパネル搭載前提のデザインをサーバ用OSに用いることには不思議でしたが、考えてみればサーバにディスプレイを接続するのは稀で、普段はクライアントPCから操作する物だと思っているので、あまり気にせず。

なぜ単なるファイルコピーではなく移行ツールを用いるかというと、
ファイルのアクセス権限を引き継いでほしいから。

参考:http://japan.zdnet.com/extra/windows_server_2012/35030345/

前提として、2003マシンと2012マシンが同一セグメント下のネットワークに属していること。
まずは2003側でWICをインストール。(これがないと.net Framework2をインストールできない)

次に.net Framework2をインストール。(これがないとWindows PowerShellをインストールできない。)

次にPowerShellをインストール。(これがないと移行ツールを使用できない。)

移行先へWindows Server2012をインストール。(64bit版しかないので注意)

役割と機能の追加ウィザードから、WindowsServer移行ツールをインストール。(再起動が伴う)

2012側で移行ツールを生成。生成されたツールを2003へ持っていく。

2003側で移行ツールを実行。

2012側でファイアウォールを停止してから、Receive-SmigServerDataを実行。

2003側で、Send-SmigServerDataを実行。

これでファイルをアクセス権限ごと移行できました。



参考までに、Win8は以下のデザイン。


以下は、間もなく使えなくなるWindowsServer2003。

以下は、サポート終了を迎えるWinXP。

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2013年04月21日 16:20に投稿されたエントリーのページです。

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