スリや病気が横行し、多くの人が賄賂と麻薬、娼婦で暮らすスラムのような都市「ノーヴァス・アイテル」で暮らす青年「カイム」が、ある日羽化病という病気にかかった子供を拾ってくる物語。
秩序や治安は無に等しい、暗くて雨が降り続ける世界で、それでも信頼できる少数の人たちとかかわりながら、この世界に秘密に迫ってゆきます。
たまにはこういう暗い話もGOODです。
・どことなく世界が「インガノック」に似ています。インスパイアされている?
・べっかんこう氏の絵が前作までのシリーズに似ていて、声優さんも同様に聞く限り懐かしい感じがするので、世界に入り込む前に前作のキャラがコスをして演劇しているような錯覚に陥ります。
・女性人が基本根暗という、Augustにしてはあまりないキャラ設定。
・今回もシステムはブリコ製のEthornell。ただ画面はワイドになりました。
・敵やライバルとの駆け引きが見所。逆に笑いはほとんどありません。
・インガノックにもあった、地理階層別での絶対的なまでの格差。
Liarのソフトが好きな人は、オススメです!